WEBサイトの用語って難しいですね

様々なインターネット用語について調べながら思うのは、とにかく耳馴染みのないカタカナだらけで難しい、ということです。当たり前のように使われていて今更聞けない空気になってしまった言葉もたくさんあります。

トップページはさすがにわかります

一番最初に見るページですね!
WEBサイトは階層構造になっているので、その階層のトップにあるページ、入口のページです。
ということは下層ページは「トップページ」の下にあるページ、入口から入って更にその先に進んだページということですね。TOPの対義語はBOTTOMですが、ボトムページとは言われていないようです。「下層」は英語ではUNDER LAYER、そして下層ページそのものは英語ではSUB PAGEと言われているそうで、下層ページの下層だけが日本語なのはちょっと不思議ですね。

そしてトップページにある一番大きな画像が「メインビジュアル」です。
飲食店であれば美味しい料理やオシャレな店舗、医療関係であれば清潔感を強調した爽やかな画像など、そのサイトの方向性を示す看板ともいえます。
そのメインビジュアルで何枚かの画像が流れるように入れ替わるものもよく見かけますね。あれは「スライダー」といいます。ここで目を引く画像があると、目的のコンテンツの後で回ってみようかなという気持ちになったりします。

ヘッダーってなんでしょう

「ヘッダー」、Excelなどでも設定することがありますね。WEBサイトの一番上の部分です。企業ロゴやメニューなど重要な情報が並んでいて、そのWEBサイトの中のすべてのページで表示されます。WEBサイトを見ていてTOPページに戻ったり、また違うメニューをクリックしたりと、一番使用頻度の高いゾーンといえるかもしれません。問い合わせのための情報もここに記載されていますね。
ヘッダーがあるならば当然フッターもあります。ページの最下部ですね。
サイトマップやプライバシーポリシー、会社概要など、補足事項をまとめてあることが多いです。

道案内は大切です

「グローバルナビゲーション」とは、WEBサイト内すべてのページに表示される主要なコンテンツへのリンクです。ヘッダーに置いてある場合と、サイドバーと呼ばれるWEBページの端に縦長の形で置いてある場合が多いですね。ここに全てのWEBページへのリンクを並べてしまうと、行き先が多すぎて閲覧者を迷わせてしまうので、見せたいコンテンツをぐっと絞って並べるのが大切です。

一方「パンくずリスト」は閲覧者が現在どこの階層の、どこのページにいるのかを表示します。それにしても「パンくずリスト」って名称だけではどんなものかイメージしにくくて不思議な感じがしますよね。これはヘンゼルとグレーテルが森で迷子にならないようにまいたパンくずから来ているそうです。意外な由来ですが、そうと知るとちょっと可愛いものに思えてきますね。SEO効果もあるとのことで、名前も存在感も小さいながら有能なヤツなのです。

「ハンバーガーメニュー」、おいしそうな名前ですね。
スマホでサイトを閲覧していて、パッと見た感じグローバルナビゲーションにあたるメニューがないことがありますね。そんな時に画面の端の方に表示された3本の横線マークをクリックするとメニューが出てきます。この3本線がハンバーガーです。スマホサイトは表示のスペースが限られていますので、PCサイトのようなメニュー表示をすると画面いっぱいが文字だらけになってしまいますよね。「ハンバーガーメニュー」を使えばしっかり「メインビジュアル」を見せることができます。

やっぱりビジュアルは目を引きます

「アイキャッチ」は閲覧者の注目を集めるために使われる画像です。
タイトルよりも画像の方に興味をそそられて思わず記事をクリックしてしまうことってありますよね。文字だけのタイトルを並べるよりも、内容を直感的に伝えやすいです。街を歩いていても、文字だけの張り紙にはなかなか目が行きませんが、華やかなポスターや看板には思わず立ち止まり、時にはお店に入ってしまうことがありますよね。

WEBサイトにはゴールがあります

「CVボタン(コンバージョンボタン)」はWEBサイトのゴールとも言えるボタンです。
「conversion」は英語で変更、転換などを意味します。一体何が何に転換するのでしょうか?
CVボタンは、「購入」や「予約」、「資料請求」など、そのサイトが作られた目標を達成するためのボタンです。つまり、CVボタンを押した瞬間「閲覧者」は「顧客」に転換するというわけですね。
クリック率を上げるため、ボタンそのもののデザインや、ボタンに表示するコピーにも工夫が必要です。